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「トーク・トゥ・ハー」に投稿された感想・評価

当事者(昏睡状態に陥った側)の意思がひっとつもわからないところがさらに、白目むく。
人間。。。ってなる。
HK

HKの感想・評価

4.2
スペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督の作品は『私が、生きる肌』しか観たことなくて、本作が2本目。
『私が~』は完全な変態映画でしたが、本作も変態と紙一重・・・というかやっぱり変態?
いや、変態と一言で片づけたくない何かがあります。
じゃあ、何かというと・・・何でしょう?

本作はアカデミー脚本賞(脚本もアルモドバル)の他に多くの賞を獲っています。
今さらですがこの監督、20本以上撮った作品のうち半数以上の作品がいくつもの賞の対象になっている本物の巨匠なんですね。
単に私の勉強不足ですが、あと1本くらい見れば憶えにくい名前も憶えられそうです。

私は作品の“あらすじ”は一種のネタバレだと思うのでなるべく書かないようにしていますが、本作もできることなら事前情報は一切ナシで観た方が楽しめると思います。
私も評価が高めということしか知らずに観ましたが、ぐいぐいと話に引き込まれました。
このままでは良くないことが起こるとわかっていながらも、この監督にかかると犯罪とか倫理とかの定義や優先順位が揺らいでしまい、一種の痛みを感じながらも見続けてしまいます。

女優の裸が美しすぎてエロくないのは『私が~』との共通点。
さて、本作のラストをハッピーエンドととるかバッド・エンドととるか。
また何かが始まりそうな“マルコとアリシア”というラストのテロップが効いています。

そう言えばバレエ講師役のジュラルディン・チャップリンは他のスペイン映画でも見かけましたが、スペインとは縁があるらしくスペイン語も堪能なんだとか。
nago19

nago19の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終わってみれば純粋過ぎた男の一途な愛の話ではあるけれど、途中の恋人かと思ったらストーカー的な嫌悪感と劇中映画の小さくなった時のまさか中に。。という衝撃が。笑っていいのかどうか微妙なところで。でもその後の行為は完全な犯罪でやっぱり怖い。自分が昏睡状態の時にあんなことされたら。やっぱり同性にしてもらいたいし、延命はしなくていいと言ってあるけど、若かったら奇跡も待ちたいしね。生と性。結構な問題作なんじゃなかろうか。
マリアンが美しくてキュート。バレリーナカッコいい!彼の生い立ちの特殊さと一途な献身による蘇生と考えても、どうしてもマリアンの立場だったら怖すぎるって思っちゃう。
ガイドブックを読んで、一緒に旅をする気分になったっていうところは素敵だった。
闘牛士は危険!🐂
電話で同僚の看護師が「ベニグノのことは心配してるけど私は会いにいけない」と言うあたりが何でもないシーンなのに好き。自分の中で共感することへの拒否反応がすごい映画No. 1。ラバランプが欲しくなる映画。
ちあき

ちあきの感想・評価

3.5
仰向けに横たわるアリシアの裸体と、
マタドールの衣装を着るシーンが美しい、、、

小人が女性器に入り込む映画は、
あの続きってどうなったんだろう(笑)

このレビューはネタバレを含みます

ぶっちゃけどれほどそこに愛があろうとやってることは完全に犯罪だし変態と言われても仕方ないんだけれど、その愛憎の凄まじいまでの深さ故に人間の業の果てを見せられた思いがして、その醜悪さも美しさもひっくるめて生きていくのが人間なのだ、と力づくで納得させられてしまうアルモドバル節。見事。

人は惜しみない愛情を注いでケアされることで、たとえ本人が意識が無くともその愛情によって満ち足りた状態になり得るのかもしれない、と思えるほど、ベニグノの献身的(過ぎる)介護を受けていたアリシアは美しく健康的に見えた。彼女は理不尽な犯罪の被害者となるが、結果的にそれが死んだも同然だった彼女の人生に再び光をもたらしたのだとしたら、しかもそれが純粋な愛ゆえに行われたものだったとしたら、その行為を裁けるのはもはや神しかいないのかも知れない。
ミサキ

ミサキの感想・評価

4.7
彼の作品には、他者との間にある境界線が曖昧になり、歪んだ愛情を相手に抱いてしまう不器用なキャラが登場する。
そういう性質は程度の差はあれど人間誰しもが持っているもの。
人間のそういう歪んだ、程度によっては「気持ち悪い」と言われるような負の面を描くのが非常に上手い。
最後までみると、狂気の先にある美点が見えてくるのが不思議。
そして、マイナス点がつかない範囲で変態キャラを操れるのがペドロ・アルモドバル。
ああ、変態なんだろうな、この監督。
Saaaaa

Saaaaaの感想・評価

4.5
待ってくれ、
中盤までは、植物状態になって数年も好きな相手の世話までして、愛に満ち溢れているなぁという、比較的穏やかな気持ちで見てたのだが!なんということだ!!

個人的に、一番、”愛”を感じたのはマルコとベニグノの関係で、不意を突かれた!
思わず涙出ちゃったよ!


悲惨な事故により、体が植物状態になりましたなどというシーンだが、映像的には比較的グロテスクでも残虐でもなくて後味は悪くない。
アルモドバルの映画はいつもなんか辺な感じにさせられる。人間の不思議さというか謎さというか、精神的な面で
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