鑑賞2回目。
初めて観たのはもう10年以上前だったか、あんまり覚えてなくて、冒頭の衝撃ダンスシーンから、えー！こんな映画だったっけ？と。すごいファーストシーン！！ 好き！
ちょいちょい出てくる、ものすごーいロングショットも好きだった。
母親の描き方とか、前回見たときは胸糞だった記憶だけど、今回はまったく胸糞感がなかった。なぜだろう。でもこの作品をもしキム・ギドクが撮ったら差別意識がじわーっとにじみ出る胸糞映画になると思う。ポンジュノは、やっぱりすごく真っ当な人権感覚みたいのが根っこにあって信頼できる、と思った。どんなに狂った人を描いても、それを見つめてるカメラは狂ってないっていうか。この感じ、映画を観るときに大切。
あと、チングがステキだったし、ウォンビンの演技もよかった。超イケメン大スターが知的障害者の役やるなんて、日本である？ キムタクできんの？！ ウォンビンの新作を待ちたい。
