母なる証明の作品情報・感想・評価・動画配信

「母なる証明」に投稿された感想・評価

''嫌なことを忘れるツボ。''

鬱陶しいと感じてしまうほどの深い深い愛情を注ぐ母親と、それを素直に受け取れない、受けきれない息子。

息子が冤罪で捕まってしまい、彼の疑いを晴らすために母が奔走する話。

その母親の努力する姿と、それがとことんまで報われない無力さに悔しくて辛かった。

お節介焼きで落ち着きのない母親が本当に自分の母親と重なって、特別なにか起きてる訳でもないのに何故か序盤の方が泣きそうだった。なぜ母親は、子に対してあそこまでの愛を捧げることが出来るのか。いつか、自分も子供を持った時、理解できるようになるのだろうか?世間体を顧みず、息子の無罪を被害者の前で叫べるだろうか?

母ってすげぇ。

彼が知的障害者であること、冤罪で捕まってしまうこと、そして何よりあの現場検証のシーンがすごく「七番房の奇跡」に近いものを感じた。
韓国の現場検証ってあんなに酷いの?
7

7の感想・評価

-
感覚的には『殺人の追憶』と『パラサイト』『グエムル』のエンターテイメント寄り系のちょうど中間くらい。

お母さん探偵が有能。
楽しめた。
胸くそで切ない作品。
ダウン症の真犯人に面会した母の泣く様子が印象に残った。本当に真犯人なのであろうか?疑問。
YT

YTの感想・評価

3.8
母のやった事をいつか急に思い出してわかる時がくるのだろうか?5歳の記憶のように。太ももに針を打って全て忘れたわけではないのだろうが。後から捕まった人も焼死体も良く調べないのは韓国の警察の実態にあっているのだろうか?
母ひとり子ひとりで貧しい生活を送りながらも、惜しみない愛情を知的障害のある息子のトジュンへ注ぐ母親が、女子学生の殺人の疑いで逮捕された息子を守るため、親身になってくれない警察や弁護士を見切って自ら事件解決に乗り出す様を描いた、ポン・ジュノ監督作品です。

儒教に強い影響を受ける韓国の母親像を描いた、ミステリー色の強いヒューマンドラマで、一説では海よりも深いとされる母の愛が暴走し、狂気の領域に至るまでの一部始終を韓国の国民的女優キム・ヘジャ主演で描いており、彼女は作中で発覚する息子の知られざる姿に幾度と我を忘れ、壊れゆく母親を見事に体現しています。

個人的には感情移入の対象がトジュンに向いたこともあり、一見すると「親の心子知らず」な彼の、依存を強要される事に対する壮大な復讐劇、ひいては韓国の母親像という価値観に向けたアンチテーゼとも捉えうると感じました。そんな多角的な見方を可能とする、ポン・ジュノ作品らしい観客に最後の解釈を託す一作です。
すごい
韓国の映画は監督を問わず鋭利だ
だからこわくてあまり観られない
勧められて観た。
観ている途中は、そこまで面白くないかなあ、だったが、観終わるころにはかなり評価が上がった。

「猟奇的な彼女」の時の嘔吐シーンや、「黒く濁る村」のブサイク表現の時にも思ったけど、韓国の映画は、醜いものを見せる時にオブラートに包まないことにいつも驚かされる。

母親の愛もテーマだけど、もう一つのテーマは、身も蓋もないけど真実ついてる「イケメンは正義」だな。
なんとなくそんな展開かな?と思ってたけど。
さらにもう一つあったな。
母の愛と何だか見透かされているかな?と思うやり取り。
ドキッとした。
『パラサイト』のポン・ジュノ監督作品。12年前の作品なんですね…

至る所に張ってある伏線回収が巧妙で「あぁ、だからか!」「そういうことね…」「え?じゃーあれって…」などといろいろ繋がる面白さは秀逸。

また衝撃的な《どんでん返しパレード》が面白い⚡️ まぁあまり後味良いとは言えませんが😅【↓詳しくはネタバレコメント①『いくつもの衝撃記録』へ❗️】

またそれだけでなく「母とは」というメッセージも強く、粘着質な母性が刺激的で、母親の愛情を強く感じる作品でありながらも、美しいだけでない陰な部分も大いに映し出した作品でした。

冒頭のインパクトある《母ちゃんダンス》は・・・💦 ラストシーンとの対比によって推察できる謎解明がなんとも心地悪い 笑  でも冒頭と中盤とラストでの《繋ぎ方(構成)》はうまい!

『タイトルショット』にも意味があるとのことで、これも知るとまた面白いですね。【↓ネタバレコメント②『タイトルショット』へ❗️】

また、監督自体あえて至る所にいろんな解釈ができるように余白を作ってるみたいで 《明確な答えはなく監督さえも疑問や推測しながら撮っている》とのこと、、、、そんな監督作品らしく、枝分かれしていろんな考察ができる作品でした。

読解力の乏しい自分は《監督インタビュー》や《考察ブログ》の記事などを読んで〝気付かされた〟所も多くあり、中には腑に落ちない考察もありましたが、これもまた監督の狙い通りなのかもですね✨【↓ネタバレコメント③『考察』へ❗️】

ただちょっと興醒めしてしまったのが、

映画の中では 母の「鍼(はり)業」の腕前は一流のようですが《○○できるツボ》や《●●できるツボ》などが急になんだか都合良すぎて… だけど作品としては結構肝となる重要なくだりなので、、そこが最後まで少しノレず…でした。。。【↓ネタバレコメント④『ツボの話』へ❗️】

いやはや、それにしてもすごい話でした😱 笑
Nao

Naoの感想・評価

4.0
薬草を切ってるハサミの音が不穏な空気を醸し出していて、こわい。
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