やべべっち

地球交響曲 ガイアシンフォニー 第四番のやべべっちのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

最近見えないものの力、霊性とは考え始めこの「地球交響曲シリーズ」が気になり始めた。車で15分の所のヨガスタジオで自主上映されていたので4番を観てきた。

シンプルに4人のヤバい人の物語である。

ジェームス・ラブロック
→マッドサイエンティスト。典型的な9種体癖で地下室みたいなコンクリート内に実験室を作りまくって色んなものを測定している人。手作りの電子捕獲器を見た時この人は普通にヤバい人と確信した。何故かムッチャ歳下の奥さんを学会か何かで捕まえ済。
21世紀への子供への一言→be individual(いやあんさんみたいに生きるのは無理やさかいに)

ジェリー・ロペス
→カリスマサーファー。ヨガの良さを語っていたけどヨガのシルエットはそこまで綺麗じゃない。ジェリー・ロペスは気候学者ぐらい風、水などの地球のエネルギー循環を把握している。「波は水が流れているのじゃない。水は常にそこにあってエネルギーが流れているのだ。サーフィンは波にプラグを差し込みそのエネルギーを通しているんだ」という言葉にはハッとさせられた。で今は何故かアメリカのオレゴンに家があって家族でスノボーしているらしい。それが唐突で何で何で?海辺に住まないの?と?マークが出た。
21世紀への子供への一言「keep paddling」(何じゃそりゃ)

ジェーン・クドール
→チンパンジー学者。1960年くらいにチンパンジーの生態を探る為に26歳のうら若き女性でありながらタンザニアの山に住もうとしたとんでもない女性であり、その手伝いを買ってでた彼女の母親もとんでもない女性である。野生のチンパンジーと邂逅し、はじめて手を握りあった瞬間の話は神話的のようでもあり感動的に見えた。彼女によるとチンパンジーにも人間のエゴと同じような縄張り意識みたいな醜い部分もあるらしい。彼女は自然に住む事によりどんどんエゴが落ちていったのだろう。死はなく循環があるだけ、死が新たな命を導く。
21世紀への子供へのひと言「love hope understanding」(うん)

名嘉睦稔
→伊是名島行ってみたい。ボクネンは鳥と会話が出来る、三味線が上手い、クロトンの色使いに感動する。
彼が何者で何故版画家をやっている人か皆目分からなかった。だが彼の目は良いね
21世紀への子供への一言「幸せはへりません」(うん?)

2001年制作だし少し描き方が古く感じたし長すぎる、と感じた。この映画を見た後、何故か自動的に茶話会に誘われ意見交換会みたいになった。ご年配のご婦人方はいたく皆様感動されたらしく心の中でツッコミを入れまくっていたのは自分くらいのようだった。
ご婦人方はやはり子供を育てるのは田舎とか祭りとかあるところが良いわねーと口々に言われていて田舎ぐらしの経験と昨日見た「悪は存在しない」の話を喋ってやろうかと思ったが止めた。