BOB

ミセス・ダウトのBOBのレビュー・感想・評価

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)
3.8
ファミリー映画の巨匠クリス・コロンバス監督のハートフル・コメディ。

変わり者の父親が、イギリス人家政婦に扮し、離婚した妻の家で子供たちの世話をする。

"Carpe dentum. Seize the teeth."

非現実的な設定だが、とても現実的な結末に落ち着く感動作。このラストは秀逸だ。

ロビン・ウィリアムズの七変化を楽しんだ。色んな声マネを披露していたが、元ネタの大半が分からなくて残念。ミセス・ダウトファイアーの変装は完璧。初対面で60代の女性と言われたら確実に信じてしまう。その見た目からは想像のつかないノリノリダンスに笑わされた。

ピアース・ブロスナンのイメージが、ジェームズ・ボンドから二枚目コメディ俳優に変わりつつある。笑

・ゲイ男性が犠牲者ではなく、楽しい存在として登場した初の映画。ハーヴェイ・ファイアスタインが、主人公の兄のメイクアップアーティスト、スコット・カプッロがそのパートナーを演じる。

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