このレビューはネタバレを含みます
初めは、マイナス感情からのスタート。
家族ができるとこの父親キャラの無茶苦茶ぶりがよく分かる。
自分は金を稼いでこない(無職)くせに働き詰めの妻の仕事について文句を言い、息子のパーティーを開くからと言って大量の大型家畜を家の中に放ちめちゃくちゃにする。
これは…ひどすぎる……誰が掃除するんや……(笑)
いや、全く洒落にならない。
明らかに自分のやり方に問題があるのに子供に「僕の誕生日さえなければ…」と罪悪感を抱かせる。
(せめて人間だけでパーティーをやれば良かったのに…何故大量の馬や羊を家の中に放っても妻の顰蹙を買わないと思い込んだ?)
子供に慕われるのはこのキャラも“子供”だから…そういうことですよね。
そんなダメパパが家政婦として努力し、成長していく姿を描いておりましたが、(個人的に)ハッピーエンドではありませんでした。
そこのところはリアル。
主演男優の方の演技を楽しむ映画でした。