ゆっきー

どっこい! 人間節-寿・自由労働者の街のゆっきーのレビュー・感想・評価

3.0
横浜のドヤ街である寿町を舞台にした小川プロ制作の映画。小川紳介が監督してないのは初めて。(ただし編集とナレーションは小川紳介)
カメラがやたら人間に近く、寿町と言いながらほとんど街が写っていないのにはモヤる。しかし映る労働者達の喋り方が兎に角良い。
やたらイキる60代のおっさん、口角に泡が見事に溜まったおっさん、泣きながらわめいてろくに議論にならない若者、全員キャラが濃いい。
あと撮影中に労働者達がバンバン死んでいくのヤバすぎる…
筋ジストロフィーのおっさんの顔しか映らないのもなぁ、と。全身がどうなっているのか撮って欲しかった。
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