現代では絶対に作れないB級傑作
初めて観たのはまだ中学生とかだったかもしれない。
久しぶりに観た。
当時かなり衝撃を受けた映画だったのは確か。
良い歳のおっさんになった今の感性で観るとどうなのか?
流し観しようと軽い気持ちだったがぐいぐい引っ張られる。
どストレートななんの捻りもない作品だがらシンプル故エンタメ演出の宝箱状態。
当時B級、いやもしかするとC級作品の位置だったかも知れないが、現代ならばら絶対にこんなに金をかけた作品は作れないだろう。
セットに各備品。
チャチだがちゃんと揃えてる。
CGも同様。
地球外生命体の虫が的だが、なかなか面白いデザイン。
特に歩兵のアリのようなカマキリのような虫は当時の僕にトラウマ級の絶望感を与えた。 当時はネタ扱いして見ていたこの作品も。
今となれば今にない独特のB級感と贅沢な映像で上手くバランスを取れたSFの傑作だと思う。
ただ続編は駄作なので見なくてよろしいです。