サンドマン

ブライトバーン/恐怖の拡散者のサンドマンのレビュー・感想・評価

1.0
救いの無い駄作。


公開当時から気になっていたが、地雷臭半端なくて避けた作品。
ネトフリで配信されていた為鑑賞。


入りから中盤までは割と良い。
B級臭が漂う中にも観入る要素はふんだんに用意されている。

問題はそこから。
急激に駄作化していく。

まず、主役の少年の『善』の部分をおろそかにした為に覚醒後の行動になんのギャップも感じない。
己の信念や思想を貫く悪ならばそれは見方によれば善になる。

ただ、この少年の場合はただただ『悪』
その為、少年の行動に何も共感出来ない上胸糞が悪い。

それが狙いならばもっと胸糞悪くも出来たはず。
中途半端。

セリフや音楽に頼らず心を揺さぶる様な演出をして欲しかった。
『ジョーカー』の様な、やっている事は悪なのだが、何故か共感してしまう。
そんな感動がほしかった。
そう言う素材や設定作中にいっぱいあったと思うけど生かさなかった。

ただ、子供を強くして破壊して殺して。。
アイデア先行型の作品。

とびっきりの駄作です。
サンドマン

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