マキッ

遊星からの物体Xのマキッのネタバレレビュー・内容・結末

遊星からの物体X(1982年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1982年に作られたものとは思えないぐらい完成度が高かったと思った。
制作時期とか考えるとこういう成り代わり系の原点になった作品なんだろうか。ジョジョ5部やナルトの第4次忍界大戦とかでもあったかな。そういう状況になると誰も信じられなくなって疑心暗鬼になってやばい行動を起こして孤立していくっていうのは王道パターン。どうやって敵を見つけるかというのがこういう系の醍醐味だと思うけど、本作は血液検査で見つけるというものだった。実際に検査で敵がひっかかったシーンはかなり迫力があった(びっくりした)。
序盤は犬をヘリで追いかけ回すノルウェー人という意味不明な状況で、とりあえず犬を追いかけているのは悪いやつなんだろうと思って観ていたが、中盤で、「ああ、あの犬もう乗っ取られていたのか...」って気付いた。
最後は道連れエンドだったから若干後味悪い感じはあるかもしれないが、そこまでではなく、意外とさっぱりしていると思った。でも頑張った2人が結局死んじゃうのかと思うとやりきれなさもある。
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