遊星からの物体Xの作品情報・感想・評価

「遊星からの物体X」に投稿された感想・評価

KITAGAWA

KITAGAWAの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

5月27日〔日〕晴
1982年製作
ジョン・カーペンター監督

友人からの勧めでやっとこさ鑑賞。
ジョン・カーペンター氏の作品は初見かと思いきや、調べてみると、なんと名作スプラッターホラー【ハロウィン】の指揮も取った名監督。

浅学が悔やまれるが、両作品について言えるのは、ホラー要素の先にある人間描写の巧みさであると考えられる。

今作でも顕著に見受けられた犯人探しの絶妙な心理バランス、駆引き、緊張感はクリーチャーの出現しない助長した時間を退屈させない作りにさせ、かつ、恐怖演出の場面での効果的な手助けとなっていた。

また、多くの人が評価しているクリーチャーのビジュアル、生態については言うことなしである。これでもかという程にグロテスクに。鮮やかに。“ それ ” が鮮血に濡れ、現れるシーンは美しさにも似た芸術性を感じた。ハロウィンのマイケルにおいても、ただの殺人鬼に美学的なものを感じたのは、“純粋悪”を貫いた結果であるだろう。今作においても、生理的に辛辣、不快感を享受させようと追及しているように見受けられた。特に犬なんてね。犬好きには目を背けたくなる扱いだった。
一本筋の通った気概は時として、不快を感じる物だとしても、羨望に変化していくのだと感じざるを得ない。

ただホラー映画のお約束と言わんばかりに登場人物は次々と毒牙にハメられていくのだが、名前を覚える前から、バッタバッタと死んでいくせいで、魔女裁判の様に“ それ ” を炙り出していく場面では感情移入がし難かったのが、唯一の難点ではあったか。

なんにせよ、ホラー映画のバイブルと言われる作品に触れ合えるキッカケを作ってくれた友人に感謝である。

ラストシーンの主人公とチャイルズの掛け合いは最後まで謎を誘発させる。果たして二人共人間だったのか。どちらかは…果てにはどちらも…?
まゆ

まゆの感想・評価

-
2011年版を先に見てしまい、手作り感溢れるクリーチャーが見たくなり鑑賞。ドロドロで満足。
ラストが惜しい。生き物との対決ではもうちょっとハラハラさせてほしかったけど、中盤からの登場人物が皆、腹の中を探り合う様子はやはり緊張させるものがある。
人間の頭からクモの足が生えた生き物が出てきた時は、御茶漬海苔のホラー漫画を思い出してしまい、つい笑ってしまった。
エイリアンやプレデターを代表する様な凶悪な怪物とひたすら筋肉で戦う脳筋映画と違い、徐々に仲間同士が疑心暗鬼になりパニックとなる過程が良く作り込まれてる。最高の映画。

大好きなエンターテインメント。

クリーチャー、心理戦、密室劇、アクション。映画としての面白いものを詰め込んでいる。

これ観ると「ヘイトフル・エイト」見返したくなる。
Toku

Tokuの感想・評価

2.4
気になった音楽たち
Don’t Explain/Billie Holiday
Superstition/Stevie Wonder
ミチミチしたミンチおにく!火のパチパチ!音が心地よかったです。宇宙人も可愛くて芸術的なのですごいなと思います。
食パン

食パンの感想・評価

2.0
1982年冬、アメリカ南極基地の隊員達は、ノルウェー基地の異変に気付く。調査のために、廃墟と化したノルウェー基地から隊員の遺体を持ち帰り、解剖を試みるが…。って、殆ど『エイリアン』やないかい!!!おい!!!!

全体のプロットは同じでも、こちらは緊張感あまりなく俳優もヒゲモジャ親父ばっかりで、個人的に退屈だった。グロテクスなVFXは『エイリアン』で慣れてしまったせいで何とも感じなかったので、何でも刺激が強ければ良い訳ではないという気付きを得た。

しかし既視感あったとは言え、味方を疑わざるならなくなる展開や、めちゃくちゃ不安感を煽ってくるモリコーネの音楽が素晴らしかったし力作には違いないのだが、僕はどうしてもリドリー・スコットと比べてしまうのだからしょうがない。

このレビューはネタバレを含みます


いやぁグロかった。
あまりこういうのは合わないな…笑

CG無しって本当ですか??
だとしたらすごいです!

調べて分かったのですが
目の中の光があるかないかで
人か生き物かがわかるみたいですね。

それをわかった上でもう1度観たいけど
きついなぁ、もう観たくない(笑)
カートラセッル若くて、ヒゲがカッコいい。
ラストのもう1人生き残りが人間かXなのか争うこともせず、語り合うシーンを見てほしい。
Xが一体なんなのかは、さほど重要でなく、人間模様がXによって浮き彫りになる感じが好き。
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