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地獄の黙示録のまのレビュー・感想・評価

地獄の黙示録(1979年製作の映画)
3.5
ゴッドファーザーのフランシス・フォード・コッポラ監督のベトナム戦争映画。カンヌでパルムドールを受賞した戦争映画の名作。

この作品と言えば数多くの伝説を残している。有名なのが以下。

映画の撮影に莫大な時間、金を費やしすぎて監督が破産しそうになった。
監督が頭おかしくなりそうになったり出演者が病気になったりでトラブル続きだった。
主人公はチャーリー・シーンのお父さん、マーティン・シーン。
息子も後に同じベトナム戦争映画「プラトーン」で成功・評価されている。
実はマーロン・ブランド、ハリソン・フォードやデニス・ホッパー等も出演しているが主役級のキャラクターではない(出番が少ない)。
戦闘ヘリが飛ぶシーンで流れるワーグナーの曲は誰しも一度は耳にしたことある曲。
苦労の甲斐があり、世界中で高い評価を得た。
などなど

戦争の悲劇、悲惨さを人が死んで悲しいっていうより、人間がどんどん頭おかしくなって平静を保てなくなる様子などで表現している。
派手さはないけど舞台の壮大さ、深いテーマ等巨匠恐るべしの大作映画。
ま