このレビューはネタバレを含みます
異色の戦争映画だった。
CGを使ってないのがびっくりでヘリの上陸の映像も爆破も大迫力。
心の声としてナレーションで流してるので精神状態をも描くことにより映画内の狂気的部分が更に深みを増しディゾブル編集といった映像を重ね合わせる編集方法も彼の目にした光景それによる心の表れを表現してる気がした。
カメラワークも凄まじく奥の方まで鮮明に戦争の様子を映し出してたり、揺れ動く映像やCGの無いからこそこれをあの時代に撮影したのかっていう驚きがあった。
マーロン・ブランドでの暗さはゴッドファーザーを思わせここでは狂気的な闇の深さを醸し出していた。
ただ目的がカーツの暗殺だけで何が起こるか分からない状態でその時その時の状態、反応などの映像はピカイチで映像での臨場感などはあったが後半が失速してるように感じた。