あだち

地獄の黙示録のあだちのレビュー・感想・評価

地獄の黙示録(1979年製作の映画)
4.1
立川極爆でアサ10鑑賞。スクリーンで観れる幸せ。
地獄の黙示録が有名なのはあのビーチでの戦闘シーンとか壮絶な撮影エピソードとかですけど、一番すごいなって思ったのがストーリー展開。
任務を帯びた主人公が船でカーツのもとへと向かうまさに正真正銘の「地獄めぐり」の構成になってて、ベトナム戦争という1つの大きな星の奥深くに入り込んで行く…

行く先々でベトナム戦争批判に塗れたイベント。サーフィンするためにベトコンの村を急襲する部隊、プレイメイトの絢爛な慰問に熱狂する米軍、指揮官がいないのに戦い続ける最前線、そして最後に辿り着く、地獄のカーツ王国…あれ、この感じ、もしかしてディズニーのアトラクションのそれに似てる…と思ったのは果たして僕だけでしょうか?笑

とにかく凄まじい作品でした。実際ビーチでの戦闘シーンはまじでスゴい。ワーグナーが鳴り響き空の騎兵隊が朝焼けから登場、あなや完全に心ワシ掴み。
一体どうやって撮ったんだよ?!みたいなヘリからの機銃掃射に逃げ惑うベトコンの画とか凄まじいす。なるほど確かにローグワンのラストバトルは地獄の黙示録。

マーロンブランドの存在感も異常。映画が始まってからずっと、カーツ大佐を追い続ける構成上、主人公とともにどんどんカーツ登場への期待と不安が膨らんでいくのもありますけど、実際にカーツが出るのはラスト20分ちょっと!!信じられん!!そいで初めてカーツの顔に光が注ぐシーンとか、もう金縛りに遭う気持ちです。カーツ登場から作品全体がワケわからなくなってるのは確かにそうかもしれない、けどオレは納得してるよ。すごい映画だよ。観れて良かった。