トムクルーズが全世界の男（主にオッサン）を熱狂させるために撮った、彼にしか許されない究極のオレ強PV。
これでもかというほど怒涛のセルフオマージュの応酬。オマージュに次ぐオマージュ、全く関係のないはずの最近の元サヤが、オリジナルのヒロインと同じ家に住み、同じ車で現れる演出はもはやオマージュ通り越してホラーである。
とまぁ少々やり過ぎと苦笑したものの、無条件でブチアゲだから文句は言えない。約40年前には到底不可能だった撮影レベルによりアップデートした良さが、ノスタルジーと板挟みにしてくる。
その上でやってくる「グースの息子とF-14に乗り、第5世代と渡り合う」なんて極め付けの反則ラスト。もうヒイヒイ泣き笑い必至です。現行の時代のドッグファイトに散々興奮させられてるところにぶち込まれる可変翼のクラシックさ。まじイキっす。
クサ過ぎて引くほどのオマージュ、それでもこんなにもワクワクさせられる。イタリア人に口説かれた日本人の女の子みたいな気持ち。映画帰りのクルマではちゃんとケニーロギンス聞いて、すれ違う車にはハンドサイン出しました。
