ご飯

ピーター・グリーナウェイの枕草子のご飯のレビュー・感想・評価

3.6
結構好き

変な映画です。
映画としてではなくひとつの芸術作品として観ることが出来ればそれなりに楽しめるのかなと思います。

ピーターグリーナウェイ作品は「レンブラントの夜警」だけ以前観たことがあり、見終わるとなるほど、確かに同じ人だ、と納得できる感じでした。

舞台として日本がたくさん出てきますが、自分の知っている日本とは色々と認識の差があるので(海外から見た日本観みたいな)、あくまでも日本っぽいところぐらいの感覚で見られれば良いです。
傍から見たら日本こんなんなってんのか〜といった新鮮さはあります。
なんで枕草子なのかはイマイチ分からない。

人間の生身の肌に沿うように書かれた文字の妙とエロス、それに溶け込むように存在する雅楽や春画などの日本要素が醸し出すアングラ感は不気味な雰囲気を感じさせるにはとても良いチョイスだと感じました。


ユアン・マクレガー目当てで観ましたが、想像以上に全裸で笑顔になりました。やったね。
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