深田恭子と土屋アンナがマブになる映画。
この勢い任せにガンガン進む感じやTVみたいでダサい演出とかは後の「パコと魔法の絵本」とかにも通ずるものだとは思うんだけど、話はガンガン進んでいくし、何より2人の友情が深まっていくのが微笑ましくて好き。桃子がイチコの事を「可愛い」と思い始めてるんだな、って事が節々から伝わってくる感じが良いですね。桃子って傍から見ると、結構他人を見下していて嫌な感じな部分も多く映るんだけど、自分の好きなことに没頭するっていうのはそういう周りの嫌なことをシャットアウトする武器でもあって、こういう趣味がある人はやっぱり強いんだよなと。でもそれと同時に、そういう人でも思っても見なかった所から、新たな価値や人生の豊かさの気付きを得るってところにかなりグッと来てしまった。
ワタシ、労働は趣味じゃないから…