殺し屋1のIdeonのレビュー・感想・評価

三池崇史は最近も「テラフォーマーズ」を撮るなど残酷描写が得意な監督だが、この作品などを見返してみると、切れ味が段違いである。PG12の作品とR18の作品を単純に比較するわけにはいかないが、最近の作品はなまくらになっている。この作品では、今より凄みのある浅野忠信や初々しい大森南朋、双子役の松尾スズキなどが出てきて、今、見ても、全然古さを感じない。縦横にスクロールするエンドロールなど、斬新さにあふれている。