hikari

崖のhikariのレビュー・感想・評価

(1955年製作の映画)
3.5
貧乏人から有り金をまきあげる詐欺師達。
良心の呵責に苛まれながらも、気がついた時には家族や仲間も失うことになる。
アウグストの人生はラストシーンの崖そのもので、見入ってしまった。
感情移入はできないけど、人間の業の深さをリアルに描いた傑作だった。
フェリーニ作品とニーノロータの音楽も相性抜群なのがよく分かる。
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