勝沼悠

世界侵略:ロサンゼルス決戦の勝沼悠のレビュー・感想・評価

2.5
 突如謎の宇宙人が地球を侵略。ロサンゼルスでも海兵隊と宇宙人の死闘が繰り広げられる。

 同じ時期に何本か似たような映画が出てたと思うが、これはその中では一番まとも。
 あの状況で民間人を救出しにわざわざ海兵隊が行くだろうかとか、世界中の無人機が一機の母船を落として落ちるなんてとか、ストーリーとしてはいくらでも突っ込みどころがあるが、これは「君も海兵隊に入ろう」的なプロパガンダ映画なのだと思う。そう思うとちょっと気持ち悪いが、アーロン・エッカートとミシェル・ロドリゲスの安定感で最後まで見れる。特にミシェル・ロドリゲスの安定感が半端ない。「エイリアン2」にも出てたように錯覚してしまうレベル。

 良くも悪くもこれぞアメリカ映画。
勝沼悠

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