VHSかレーザーディスクかフィルム上映でしか見れない幻の傑作、ついに鑑賞できました。
タイトル通り音楽映画の側面もあったのですが、音響が結構頑張ってましたね…!
その一方で、フィルム映画特有のざらついた音が目立つシーンもあり、時代を感じました…。
サイエンスSARUみたいだなぁ〜って感じるシーンが幾つかあり、エンドロールに湯浅さんの名前がある…!と思って調べてみたら、実際に湯浅さんが2つの場面で演出と作画を務めていたようで。
異次元トリップなあの作画、脳裏に焼き付く破壊力がありました。
劇場に掲示されていたポスターの"しみじみしましょう"っていうコピー、最高ですね。
また、冒頭の画面右下に映る男女をはじめ、画面の隅々に愛が込められており、愛おしかったです。
あの名物サブキャラ生徒たちがワンポイントリリーフでコメディリリーフな好演を見せたり、友蔵もヒロシも相変わらずの抜けた笑いを届けてくれたりと、本当に楽しい作品でした。
デジタルリマスターしてほしい気持ちも大いにありつつ、このフィルムの質感が郷愁の念を誘っている部分も大きく、難しいところですね…!