このレビューはネタバレを含みます
小さい頃大好きで何十回も観た映画②
大人になってまたDVDで見れて嬉しい〜〜…
ストーリーの最後の方はうろ覚えだったけど、音楽のシーンはかなり鮮明に覚えていた。
特に花輪くんが好きなインドの音楽と、はまじが好きな『買い物ブギ』のシーンは子どもの頃大好きで何度も巻き戻して繰り返して観た思い出が蘇った。
ロマンチックな水族館のシーン、お姉さんが泡になって消えてしまいそうで魚を見るふりをしてお姉さんを見ていた。
小学3年生のまるちゃんにとってお姉さんとのお別れは辛かったろうに、お姉さんとの関わりでめんこい仔馬の歌を通して最後は笑顔で見送る姿に感動した。
安定の滑稽なシーンもあって、さくらももこの世界観を堪能できる素晴らしい作品だと改めて思った。
大人になってから見てもまた違うことを感じられて観てよかった。
ただ、子どもの頃は何も思わんかったけど、りょういちさんは自分の夢のために北海道の実家の牧場を継ぎたいって言ったくせに、お姉さんが東京で絵描きの仕事をしたいって夢に対して「君は僕よりも自分の夢を優先するんだね」って、女性の人権なさすぎて泣けた
しかもまるちゃんもお兄さん側の味方なんかーいとモヤモヤ そういう時代なんでしょうが……
さくらももこ本人は離婚もしてるし一人で仕事も子育ても頑張ってきた人だと思うからなんか感慨深い
