なお

マリアの受難のなおのネタバレレビュー・内容・結末

マリアの受難(1993年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ガッツリ宗教系のお話かと思ったら違った〜✝
でも、タイトル通りのお話です。
主婦マリアの受難…😖

歳の離れた夫と半身不随の父親と暮らすマリア。
以下、毎日おんなじマリアの1日。

夜は夫にベッドでギシギシ…耐えるマリア。
朝は夫よりも早く起きて朝食を作り、仕事に行く夫を送り出す…会話は無し。
近況報告のような宛名不明の手紙を書く…けど、出さないのね😳
2階で寝たきりの父親に呼ばれ、悪態をつかれながらトイレの世話。
お夕飯の買い物…お金は毎朝夫がマリアに渡す少ない金額だけ。
夫が帰るまでに夕食を作り、テレビを見ながら夫婦は無言の食事。

でも、マリアには小さな楽しみがある。
毎朝、向かいの建物から出てくるある男性を窓から覗き見ること。
(恋ですか?恋ですか?恋ですよね?)
それから、買い物でのお釣りを夫に内緒で貯めていること。
(結構貯まってる!)

ある時、マリアのこの生活に変化が訪れる。
それをキッカケに幼少期から今に至るまでの自分を振り返るマリア。

こうゆう冷えきった家庭は普通にあるんじゃないかと思っていたけれど、マリアのこれまでの人生を知るとヒジョーに辛いものを感じます。
歳がずいぶん離れた夫との馴れ初めも酷い😰

ホラー要素もしっかりあって…
マリアが大事にしているアンティークの木の人形…マリアの生霊が入ってる?
マリアの目ヂカラ超能力???🪰
あと、マリアが収集しているモノ!!!😱
そしてそして、マリアの爆発💥(人体爆発ではないよ〜😂)


映像表現も独特で割と好きです。
画面の切り替わり方や、涙が音を立てて落ちる様子、夢の中のアレ。

主婦が辛い思いをする映画は結構好きなんです(🙏)
抑圧され続けて大爆発するのを見るのが好きなんです。
別に変ではないと思います🙄

トム・ティクヴァ監督なんて知らんぞ…と思ったら『ラン・ローラ・ラン』や『パフューム』の監督さんでした😳
(ただし、この2作については記憶消滅済)


よだん👣🐾
お蔵入りにしようかと思ってたレビューだけど、最近ホント何も観ていないので出してみました。
お察しの通り、記憶は薄ぼんやりでございます🙇‍♀️
なお

なお