オカルト博士

男はつらいよ 寅次郎夢枕のオカルト博士のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年製作の映画)
4.7
今作品は、寅さんシリーズの中でも、なんか色んな意味で複雑な気分になってしまう作品です。 前半では改心した寅さんの嫁さん探しに みんなが柴又中を走り回ります。いくら探しても駄目で諦めたところに、寅さんの幼馴染み(八千草薫)が現れます。そうです、これはまさしく恋愛では良く言われる「灯台下暗し」なんですね。僕も昔に彼女探してる時に先輩に言われた事があります。「案外、身近に運命の人がおるもんやで!」 今回の寅さんはやがて恋い焦がれるであろう八千草薫が幼馴染みとゆう事でマドンナをなめていたと思います。現に八千草に対し恋愛感情がなかったからね。公園でデ-ト中に、八千草薫からあんな事言われたら、誰だってうろたえますね。
今作品は間違いなく心揺さぶられましたよ。☆