新宿武蔵野館で第3回カツベン映画祭で見た。
坂本頼光さんの活弁に笑い、宮澤やすみさんの三味線にシビれる。
ほぼ全員20代のスタッフで作った映画だそうで、若々しいというか何か色々ほとばしってて、それがまたチャーミングだった。
劇中何度も「男達(おとこだて)」について言及しそれが元でいざこざが起こり、最終的には情けない姿でのたうち回る様は、どこか「男らしさ」由来の意地や見栄の滑稽さや虚しさを描いているようにも見えて、ただただ勢いの良いだけの映画じゃないなと感じた。
歌舞伎が原作とのこと。元の作品も見たいな。