このレビューはネタバレを含みます
ていねいでやさしくて、ちゃんと見る人を信じて作っている映画。
素晴らしかった。
お世話になった職場をずっと思い出していた。
私は「栗田科学」にいたんだな。
追記。エンドロール、栗田科学の社員さんの人数が1人多い気がしていて……。
たしかエンドロールの途中あたり、社屋の1番奥からキャッチボールを覗いている人が出てくるのだけど、これまで出ていた人たちと背格好が違うから、もしかして亡くなった社長の弟さんなのかな……って思っている。
エンドロールに入る直前もその人がいた場所から、キャッチボールしてる場所を覗くショットが差し込まれていた。
幽霊とかホラーめいたことじゃなく、栗田科学の人たちが主人公2人を見守ってきたように、ずっと弟さんも「見守る」ことをし続けてきたのかもしれない。