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猫が行方不明のtonasaのレビュー・感想・評価

猫が行方不明(1996年製作の映画)
4.5
フランス語の原題を直訳すると「誰もが自分の猫を探している」。
と、ここまで書けばこの映画の「猫」が理想の恋人の隠喩であることがわかる。
クロエが猫よりも恋人探しに熱心なように見えるのも納得です 笑。

パリが舞台だけど出てくるのは下町のご近所さんだったりと、妙に庶民的なのがこの映画の味わい。

ショパンからPortisheadまで、音楽の使い方にもセンスを感じます。
クラピッシュの最高傑作。
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