あいうえお

エコールのあいうえおのネタバレレビュー・内容・結末

エコール(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

授業にて。
見てる時はんー…??ってなりながらって感じだったけど、その後に先生から送られてきた記事を読んでなるほどなってストンと来た。
まず子供の裸体が結構多く出てきて、大丈夫かな?って気持ちになった人多いと思うんだけど、この壁に囲まれた世界はそういう「男性からの目」や「性的な目」からは隔離された場所なんじゃないかと。
最後のシーンでバレエのショーがあって、初めてビアンカは「女」としての評価を得る。
年長の女の子たちは、才能ではなく首の長さで選ばれる。
バレエのテーマが蝶だったり、先生が蝶の剥製を作ってたり、蝶が多く出てきたんだけど、「女性」としての孵化を示してるんじゃないかなーっておもった、
ちなみに自然の光だけで撮られた映画らしくて、ライティングがめちゃくちゃ美しくもあり、木に囲まれた森の中があまりに薄暗く不穏でもある。
監督がギャスパーノエのパートナーっていうのもびっくりした