SF映画の金字塔。
スタンリー・キューブリック監督作品です。
1987年か1988年、静岡市で1番大きなスクリーンの映画館で観ました(その映画館は今は廃業している由)。
リバイバル上映です。
お客さんあんまり入っていなかったけれど、上映後にスタンディングオベーションする人がいて、映画館ならではの臨場感ありましたね〜
まず特撮の凄さに驚きました。
どうやって撮ったんだ!の連続。
まだCGなんてかけらもなかった時代ですよ。
そして、80年代後半でも、テクノロジーの具象化にびっくり。
タブレットを使って基地で打ち合わせしているシーンがありましたが、とてもとても実現するとは思えなかっです。
とにかくビジュアル面に圧倒されました。
リアルタイムで観た『2010』は、ほとんど覚えてないですけれど、今作のイメージは心に焼きついてます。
〔モノリスの謎を追う宇宙探査、人類と人工知能の進化の物語は、後でアーサー・C・クラークの小説の方で補完できたような状態〕
現在、映画が公開された当時のイメージとは、大きく異なる未来になってます。
人類の宇宙進出はまだまだだし。
とはいえ、今だからこそ、人間の存在とAIの可能性について問いかけてくる作品だと言えましょう。