しらすごはん

2001年宇宙の旅のしらすごはんのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
4.0
SF映画の金字塔。

スタンリー・キューブリック監督作品です。

1987年か1988年、静岡市で1番大きなスクリーンの映画館で観ました(その映画館は今は廃業している由)。

リバイバル上映です。

お客さんあんまり入っていなかったけれど、上映後にスタンディングオベーションする人がいて、映画館ならではの臨場感ありましたね〜

まず特撮の凄さに驚きました。

どうやって撮ったんだ!の連続。

まだCGなんてかけらもなかった時代ですよ。

そして、80年代後半でも、テクノロジーの具象化にびっくり。

タブレットを使って基地で打ち合わせしているシーンがありましたが、とてもとても実現するとは思えなかっです。

とにかくビジュアル面に圧倒されました。

リアルタイムで観た『2010』は、ほとんど覚えてないですけれど、今作のイメージは心に焼きついてます。

〔モノリスの謎を追う宇宙探査、人類と人工知能の進化の物語は、後でアーサー・C・クラークの小説の方で補完できたような状態〕

現在、映画が公開された当時のイメージとは、大きく異なる未来になってます。

人類の宇宙進出はまだまだだし。

とはいえ、今だからこそ、人間の存在とAIの可能性について問いかけてくる作品だと言えましょう。
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