全然わからない。が、わからないなりに絞り出すとすれば。
冒頭の類人猿のシーンがきちんと布石で、人類の進化は道具を使うことから始まったのだという前提を植え付けられる。骨を使っての狩りを、争いを覚えた猿は、数百万年をかけて、HALを駆使して宇宙を目指す人類へと進化する。
HALの裏切りは、道具が人類を欺くまでに進化した証だ。道具が自ら手を離れたとき、人は果たして人で居られるだろうか。デイヴはHALとの決別を経て、人類の次なる進化の道を、ひとり辿ることになったのではないだろうか。
映像と音楽が噂に違わぬ迫力で、バリバリ地球にいながら何億光年の孤独を感じてしまった…。
原作を読むと良いそうだから気が向いたら読みたいんだけど、気が遠くなる話なんだろうからまだちょっと気が引けるかなー。