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【１ページ作品レビュー🎞】
—地雷を踏んだらサヨウナラ
One Step on a Mine, It’s All Over.—
★★★★★ 4.7点
#1999年製作
#2023年映画メモ
#primevideo で鑑賞
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★4.5以上 殿堂入り。人生変える名作
★4.0以上 人生で価値や影響を得られる傑作
★3.5以上 質高く万人が楽しめる秀作
★3.0以上 視野広がるが一度観たら十分な佳作
★3.0未満 観る価値無し。時間泥棒な駄作
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1972年、ベトナム戦争時に
カンボジア解放軍の支配下に置かれた
アンコールワットの写真に命を賭けた
戦場カメラマン一ノ瀬泰造の半生を
描いた作品。
大学時代に本作を観た後、
あまりに感動したので
旅行代理店に飛び込み、
翌週にカンボジアへ✈️🇰🇭
彼の命を懸けてでも観たかった
アンコールワットを観た。
そしてその後一ノ瀬泰造が眠る墓へ。
現地はカンボジアの子供たちが
ボランティアで掃除しており
小さな小屋には彼の写真や記事
訪問ノートが置いてあって管理人が
リスペクトの気持ちで説明してくれた。
とにかく自分の感情を
揺さぶられた作品。
以降は海外旅行にハマり、
バックパック持って一人旅に出たり
世界遺産に興味が湧いて
今では世界遺産検定1級を取って
アンバサダーしたり。
文字通り自分の
人生を変えてくれた名作です。
安川午朗の音楽も素晴らしい。
このテーマソングを聴いて
チャリに乗るとそれだけで
大事なところに向かっている様な
気持ちになれます💁🏻♂️
#名作
#評価4以上
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人生心の映画BEST10
【４位】「地雷を踏んだらサヨウナラ」
唯一の邦画ランクインです。
カンボジアで行方不明となった戦争カメラマン一ノ瀬泰造が残した写真や日記書簡などを元に作られた映画で、
当時（1970年前半）共産主義クメール・ルージュのアジトだったアンコールワット遺跡を目指すも消息を絶ち、
９年後、遺体で発見されてしまった実在の人物の話です
映画のタイトルは彼の友人宛の手紙の
「うまく（アンコールワットが）撮れたら、東京まで持って行きます。
もし、うまく地雷を踏んだら“サヨウナラ”!」
の一文からとられています。
なんでこんな詳しいかって？
もう、一ノ瀬泰造が好きなんです。
彼の生き様は世間的にみたらただの無茶な青年でしかないけどカメラの技術も素晴らしく、
現地での勇気溢れる行動には何か人に訴えるものがあります。
彼の日記も実に人間味溢れてグッとくるものがありました。
もちろん、映画も素晴らしい完成度です。
邦画でここまで感動したのは初めてかも
特に音楽が本当に素晴らしくて、安川午朗さんという作曲家が担当しているのですが
サントラを探し回ってもどこも絶版となっており、
オークションでも数万円で取引されてる位マニア垂涎なものになっています。
（どなたか持っている方いらっしゃいましたら是非譲ってください笑）
ちなみにこの映画観たのは大学二年だったんですが、
観終わるなり、その日のうちにチケット手配して、
二週間後にはカンボジアに行ってきました。
目的は
「一ノ瀬泰造が命をかけてまで撮りたかったアンコールワットを見る事」と
「一ノ瀬泰造の墓参り」
シェムリアップというアンコールワット遺跡がある街からバイクで30分位の小さな川沿いに彼の墓はあるんですが、実に整備されていてびっくりしました。
現地では彼を「タイゾー」と親しまれており、
お墓でも管理人がちゃんといて、
私が来るなり彼の資料をバックから出して色々見せてくれました。
なんか嬉しかったですね。
その後もカンボジアには数回通っており、心の友も出来て、
今や最も好きな国の一つになっています。
そういう意味でも自分の人生において重要な作品です。
