子供虐待を考えさせるコンセプトの映画
と言えば聞こえはいいが、
中を開けると
咳き込んで変身する女が、目的もなくハサミを振りかざす映画
怖そう、が1番しっくりする感想。 怖そうなだけで、実際はなかなかのD級映画で草。
まず、口裂け女の目的がなにもわからない。
なにかに恨みがあったり、地縛霊だったりと設定があるならいいのだが、
何故、母は二重人格だったのか、なぜ子供を殺すのがが意味不明。
また、明確な口裂け女の殺し方(対処法)がまったく明かされないので、観ている側からしても、主人公達は何をどうやって口裂け女を殺そうとしてるのかがわからない。
だから、馬鹿な行動が余計目立つ。
口裂け女の方も、メインキャラは絶対すぐには殺さず、キックばっかり。
サブキャラはすぐに殺すのに。
色々と馬鹿なキャラクターと馬鹿な行動指針で終始物語が展開され、何を観ているのかわからなくなる。
なぜ誰も撮影前にストップしなかったのか、、。
いいところといえば、「怖そう」な雰囲気作りと口裂け女の造形。
あとは、最近の映画ではなかなか稀な、普通に子供を殺すはっちゃけ感。
ほんともったいないなぁ。