このレビューはネタバレを含みます
母と子、別の視点で物語を描く。
見方が違うと、愛も狂気になる。
昼ドラ的なドロドロみもあり面白かったが、
誰かが死んでスカッとする事もないので、
後を引く陰鬱さ。
最後まで。
マザコンの娘は
母>>>子
の、こってこて思想の持ち主。
母が死んだことにより、
自身と子供の人生が狂っていく。
他人を大切にする母からの思想を
絶対とする戸田恵梨香は、
義母からのイジメも終始耐え、
他人に優しくし続けていた。
そんな姿を見て育った娘の永野芽郁が、
今の環境と過去の出来事とをリンクさせながら、物語は進んでいく。
戦犯は大地真央。