たくみん

ザ・ファーム 恐怖の食物連鎖のたくみんのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

動物を食用として無慈悲に殺す人間ってどうなの?という問題にメスを入れているコンセプトやテーマがはっきりとわかりやすい作品

逆に、これをテーマに映画を作っただけであり、ご都合主義な展開、矛盾が目立った

物語前半は、ホラー映画あるあるとし、
自ら怪しい雰囲気のエリアに突っ込んでいく洋画ホラーお決まりの展開
映画モーテルを思い出した!

その後家畜として監禁された後、物語は
おかしな方向へ

まず、突如出てきた感情移入全くできない動物側の二重人格の人の逃亡劇
どうやって逃げ出したのかまったくわからない男主人公が、これまたどこにいるかもわからない彼女の場所を理解しすぐに助けに来る展開
どう見ても敵が横にいるのに、
家畜小屋で話を聞く女主人公
あげく、男主人公が罠にかかった際には、ごめんと言って見殺しに逃げる始末
(そのくせまったく知らない女の人は助ける)
バスの鍵を探す際は、あたかもどこに鍵があるか初めから知っていたかのように迷わず鍵の場所まで行きゲット
最後まで、お客さんがなんだったのかも語られないまま終わり
ご都合主義だらけの展開で、突っ込みながら見た作品です

また、カメラの演出も、
カットが切り替わらず、ひたすら長いシーンが続いたり単調
吹き替えでは、女主人公の声が抑揚やトーンのない棒読み声優で酷い(なぜ無名を起用したのか)


設定が面白いだけあって、本当に残念でした。
たくみん

たくみん