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東京の瞳のJimmyのレビュー・感想・評価

東京の瞳(1958年製作の映画)
4.3
神保町シアターにて鑑賞。

田中重雄監督のカラー映画(1958年作品)であり、自分が生まれる前の綺麗な若尾文子の映像を観られる幸せ…♡
若尾文子は社長令嬢役だが、父親のバイク工場で栄養士もしている。
親の決めたフィアンセ(田宮二郎)も居るが、本当の彼氏は(毎度の)川口浩。


物語は、バイク工場で働く青年(川口浩)とその姉(山本富士子)を中心に、「若尾文子と川口浩」、「山本富士子と船越英二」、それぞれのカップルに田宮二郎と社長=千田是也が入って織りなす恋愛の行方を描いたもの。
軽いタッチの娯楽作品。
こうした気軽に観られる映画は、本当に楽しい。

この映画では、1958年頃の「鎌倉の海岸沿い風景」が見られるが、海岸線に沿った現在の国道134号線にガードすら無かった風景が見られる。
海、江の島、富士山が見える当時の綺麗な景色は、カラー映画ならでは。

なかなか楽しい映画であった。


【番外記録】
・神保町シアターで映画を観終わると、東京堂書店に行って映画関連本を見る。今日は見るだけでなく「ヒッチコック映画読本~著者山田宏一サイン入り(平凡社)」を1冊購入。(この本は、学生時代に購入した『ヒッチコック映画術』とは別物)
・本当は、東京堂書店の後は、ボンディでカレーを食べるのだが、今日は軽いランチ後に映画を観たので、カレーは無し。
・そして、神田古本屋街をブラブラして、映画関連本を見る。小津安二郎関連の本など2冊購入。(2時間もブラブラしていたので足が…(笑))
・それにしてもヒマ人である(笑)
<以上、映画鑑賞後のひとときに関するメモ雑記でした。>
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