神保町シアターにて鑑賞。
田中重雄監督のカラー映画(1958年作品)であり、自分が生まれる前の綺麗な若尾文子の映像を観られる幸せ…♡
若尾文子は社長令嬢役だが、父親のバイク工場で栄養士もしている。…
市川崑『日本橋』と同じようなメンツで、似たようなべったりした大映カラー。明らかに光量不足と思われるような室内でも黒が映える。人物が悲しんでうつ向くとき、決まりごとのように顔が影で見えなくなるのが素晴…
>>続きを読む室内だと、ちょっと画面が暗め。
山本富士子は仕事で描いたポスターが若尾父の経営する
ホンダモータースの輸出車用キャンペーンのコンテストで入賞、
かつ社長に見初められ宣伝タレントとしてTVに出演。
…
すごいライトな質感、同じく田中監督の共犯者が同年と思えぬぐらいの
ところで、カラーへの移行期において、白黒がエッジィな表現だったりスリルを描くにおいてはある時期までは圧倒的に分があり続けたんだろうな…