このレビューはネタバレを含みます
これは子を持つ親が見たら相当きつい作品。
ベン自身も当時3歳だったのもあって記憶がないから、突然''本当の親は私達よ、おかえり''って知らん大人が出てきたら大人の私でも困惑するだろうし、産みの親と育ての親、どちらも良くしてくれている中での板挟み、1番辛い立場で可哀想だった。
ただ両親が悲嘆にくれて、憔悴してっていうだけの展開じゃなく、あの年頃の兄弟の関係性とか、お兄ちゃんの親の興味を引きたいリアルな感じを上手く作品に落とし込んであった気がする。
正直ベンを誘拐したセシル以外誰も悪くない。