とぽとぽ

ボーイズ・オン・ザ・サイドのとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.5
シスターフッドに生と死、生命の始まりと終わりに誕生日というそれらを象徴するようなイベント

行くところがないときはそこに留まる…。黒人でレズビアン?同性愛がまだまだ分かりやすく好奇の目に晒されていた時代、古い価値観と新しいこれからの風の狭間で生きた女性たちの人生の記録を、感情の波とともに鮮やか・軽やかに描くロードムービー。
『マグノリアの花たち』などハーバート・ロス監督の温かな眼差しと確かな温度感に包まれる語り口で、見たあとにはなんとも心地よい気持ちになる。女同士には絆がある。愛には限りがあるけど、絆は永遠に続く。
ポスト・マリリン・モンローでザ・ブロンドなパブリックイメージ的のドリュー・バリモア。ザ・警官ヘア角刈りエイブ役マシュー・マコノヒーの精悍な顔つきを生かした"真面目すぎる"役柄で、正義を執行するがゆえの作品後半の展開。

勝手に関連作品『テルマ・アンド・ルイーズ』
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