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ゾディアックのipekoのネタバレレビュー・内容・結末

ゾディアック(2006年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

長尺にもかかわらず明確に解決!というオチではない+個人的に大抵面白くないことの多い実話ベースという要素を持ちつつも、親愛なるフィンチャー監督の技量+豪華俳優陣の演技で飽きずに楽しめた。
さすがデヴィッド・フィンチャー、ありがとう、、、
難しいのは、熱心に事件を追っていた人は皆明らかに疑わしいと思っていても、確たる物的証拠がないとどうにもできないところだよね。
今作のように、第三者として見ているとやきもきするけれど、そこを徹底しないと冤罪になってしまう。
しかも、上記の「明らかに疑わしい」というのも、そこに捜査する側の(そうあってほしい)という願望が含まれていないとは言い切れない。
例えばAIが判断の決定箇所に関わるようになれば何か変わるのだろうか。
執着と熱意の境目も含め、刑事さんは大変だなぁ。
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