るい

座頭市逆手斬りのるいのレビュー・感想・評価

座頭市逆手斬り(1965年製作の映画)
3.6

ちょっと薄情な市👀11/26


もぐり博打で捕まって鞭打ちの刑になってる市っちゃんからのスタート!牢屋で一緒になった男に無実をはらしてほしいと懇願される。

市は軽い罪だからすぐ牢屋を出られるんですよ。いつもの市なら乗りかかった船だと言わんばかりに人を助けてあげるんですが、こちらの作品の市はそうじゃない笑
自分の命の方が大事だしなってこのお願いを無視するんですね。でも何の因果か男を助けることになります。

道中で矢場で弓を引く市。目が見えないけど耳で見て次々的中🎯させる。市はドスだけじゃなくて弓もいける口なんですね。そこで知り合ったクソ坊主がまたおもろいやつで、こいつが座頭市の名前を借りて一儲けするっていう。

最後の霧の中での立ち回り以外は結構おとなしめの作品で、まさに森一生監督っぽい仕上がりでした。
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