Anna

俺たちに明日はないのAnnaのネタバレレビュー・内容・結末

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

最期がものすごく呆気なくて……切ない。だがそれが良い。蜂の巣みたいになるまで撃たなくてもよかっただろうに。(あれだけ犯罪を重ねていたから自業自得だが)
警察から逃げ回る毎日だったけれど、愛し合っていた二人は本当にただの幸せな男女だった。ボニーがもし前科を水に流せたらどうするかとクライドに問いかけたとき、ボニーと家庭を築くというような未来ではなくて現実的な仕事などについて答えたのが印象的だった。ボニーにとっては少し寂しい答えだね。
なんとなく毎日を過ごしてしまっている自分としては、彼らの刹那的な生き方に一種の憧れを抱いた。
Anna

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