OSHO

俺たちに明日はないのOSHOのレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
4.1
まだ観ぬ昔の名作を観るシリーズ。
1930年代のボニーとクライドの事件をベースにした1967年の映画。

1967年当時は革命的な映画だったらしいけど、今観ても革命的な感じはしない。(その後、多くの映画がこの映画をマネしたからかも…)

2人の若い男女、ボニーとクライドが途中、仲間を増やしたりしながら、銀行強盗(相手が抵抗したら殺人も)していく物語。

ストーリーはかなりシンプル。そして、2人の犯罪者ボニーとクライドのやることに何一つ共感できないけど、
ボニーとクライドの周りの人たちの反応で、2人の置かれている立場の変化を映し出す演出は凄くうまい。

そして、有名なラストシーン。1930年代の出来事ということもあるけど、現在でもできない壮絶なシーンでした。
鑑賞後、重い気持ちが残る。

名作はやっぱり名作でした。
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