だんぷまみず

俺たちに明日はないのだんぷまみずのレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
3.0
課題2-②
実在した銀行強盗「ボニーとクライド」のお話。

ヘイズコード開けのニューシネマなので、暴力とエロに溢れてる。
ボニーとクライドは義賊として、銀行や警察などの権力に対立する存在で、ヒーローとして映った。バンバン人殺しの描写もショックでありつつ、バンジョーの音色にのせる事で過剰にコメディ感もある。

インポなクライドに愛想尽かす事もありながら、何だかんだと付いてきてくれるボニー。最後に2人はめでたく結ばれるが、俺たちに明日はないわけで文字通り蜂の巣にされてエンド。

時代背景を考えると衝撃的な作品だったんだろうけど、今の刺激に溢れた時代では少し物足りなさも感じる。