ヤクタカ

ゴジラVSスペースゴジラのヤクタカのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

人間パートのドラマの散らかり具合が気になりました。
三枝さんの恋愛路線はともかく、尺の割に後半の展開に全く関与しないマフィア達、ジェネギャもあるのかついていけない男性陣の熱血展開など、いろんな路線にドラマを広げた結果中途半端になっている印象でした。
直前まで行方不明ながら司令官のゴリ押しでパイロットになった身分で、元候補生とはいえ「お前らも乗りたいだろ?」の一言でモゲラ搭乗メンバーが決まる流れは流石にメチャクチャ過ぎると思いました。

モゲラはあまり注目してませんでしたが、分離してからの活躍と散りざまはロボット物のアツさがしっかり感じられてかなり良かったです。
逆にスペースゴジラはゴジラ+結晶生物の癖に結晶砕かれたらゴジラに手も足も出ないクソ雑魚ぶりに拍子抜けしました。もっとこう、レギオンビュート的な奥の手とか…
結晶ミサイルの特撮表現としてのクオリティの高さは今見ても凄いと思います。
ヤクタカ

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