このレビューはネタバレを含みます
公開から何年かことあるごとにめちゃくちゃ見続けていた映画を久しぶりに見た。配信サービスに慣れると配信されていない作品から離れちゃうのが良くないですね。
伊坂作品の映画化は数あれど、これが一番好きです。俳優さんも素敵だし、作りも素敵。特に「いけ、青柳屋…!」のところ何回見ても泣けてしまう。あと伊東四郎さんがかっこいい。
それにしても伊坂さんの小説は本当に綺麗にできていてすごいな。そもそも「やったの?」からめちゃくちゃ気持ちいいもんな。
よく見ていた頃から時が経ったんだな〜と感じた。中高校生だったわたしが大学を卒業して改めて見ると花火の下のはじめてのキスとかの尊さが増していたり。あと滝藤さんの声をもう知っているからアフレコの違和感が強いこととか。
きょうは戸籍を失う堺雅人と優しかったり優しくなかったりする香川照之の日でした。