このレビューはネタバレを含みます
教訓:iPodが鏡面仕上げなおかげで助かる事もある
原作未読。
仙台を舞台にした謎の陰謀に巻き込まれ型の逃走劇。
キルオとか地下道に詳しいおっさんとか助けてくれる人多くて都合良過ぎるけど、そこがいい。
信じてくれる人がたくさんいるというのは、そういう信頼を築く生き方が出来ているということなんだろうな。特に、親父が信じてくれたら、、そりゃ泣くよ。
遠くの友達が同じ花火を見てるかもって話は、ありきたりだけど、あいつ元気にしてるかなーみたいな誰かを思う気持ちは琴線に触れるようだ。
結局陰謀の正体が明らかになってないけど、政界と警察上層部の癒着みたいなアレなんですかね。
無実の証明は果たせていないが、命が助かっている事には価値がある。
終わってから観返しても面白い作りは素敵。
エンディングの「幸福な朝食 退屈な夕食」はまさに大学時代に聴いてた曲(といっても新譜で聴いたわけではないけど)なので個人的にドキッとした。新録じゃない方が好みだけど。