日本の映画じゃないみたいフランス映画?
空と壁と白い服と黒い服がうっとりしちゃうくらいに美しくて儚い。
塀の中の人々の感性が塀の中にあるのが勿体無い。映画の中のキャラクターだとしても見たい知りたい覗きたい。
塀の外にはでちゃいけないんでしょ
塀の上ならいいの
↑そんな気持ちで生きたいしたまに生きてるかもさいっこうなセリフ
描写一つ一つが見慣れない景色で言葉にできないんだけど不気味で大好き
信じるから救ってくれよなんて軽薄だけど1番人間臭かったキャラクターのサトルは塀から落ちて登れずに最後何を思っていたんだろう。分からなかった。自分と違い過ぎた。
ラスト周辺は圧巻。死と終わりなんかどうでもいいしなんなら望んでいる2人の散り方、あのラストシーンはつむじの世界が始まった瞬間に終わってしまったっていうことか。
愛を感じた瞬間に
自分のすごくネガティブな部分がこの映画に引っ張られて自分を連れ去りそうになった。そうなったら気持ちいいだろうなという自分もいた。
一方その頃ポジティブな自分は
子どもの頃楽しかった塀の上しか歩けないウォーキングピクニックしたい旗も掲げちゃって
歩くだけでいいああいうとこマジで楽しいだろうなあ、あのバスケットエアーランチなんかやったらたまらんだろうな
と思ってました!
おじさんのグロテスクシーンは本当に気色悪いんだけど何回も見ちゃうしこれ自分大丈夫なんかと思った。
なんか言葉に起こさないと変になっちゃうと思ったから長めになってしまいました。