評価が難しい。
訴えるメッセージの本質はいかようにも取れる演出になっており、何度か重ねて見てみたくなる思いにさせられたが、いかんせんルビッチの得意なコメディではなく、重く苦い味の映画になっているので、少し時間をおきたい。だが、そう感じさせるルビッチはやはり流石だなと言いたくなる。
物語的には強引な部分もあり、またルビッチにしては71分なのにもっと長かったように思えた。みている最中もこっち側がいろいろと深く考えさせられたので、そう感じたのかも。
特にラストは感慨深い。息子を亡くした老夫婦、婚約者を失った女、その婚約者の命を奪うことになった男、、、救われたととるのか、残酷ととるのか、、、
ひとまず4.0に。