扉の開閉がやたら多い。
元婚約者が手紙を読み上げたときに重ねて読み上げるのがいい。
死に際に手を重ねて筆記するシーンがある。その後、生き残った男は殺した男の家族を訪れるわけだけれど、そこでやたらと家…
このレビューはネタバレを含みます
義務とはいえやはり辛いものがあるよな、とこの手の作品を観ると思うわけで。平凡な感想ですが。
我々の間には数万の死体がある、と取り付く島もない拒絶を示していた父親に、息子たちを殺したのは誰だ?武器を持…
戦場でドイツ兵を殺してしまった罪の意識に苦しめられる元フランス兵のポール
辛いだろうし救われてほしいとは思うけど遺族に許しを請うのは違うと思う
責任はポールだけにあるわけじゃないけど普通に考えて許せ…
やっぱり…!やっぱりだ!!
『極楽特急』で初めてエルンスト・ルビッチ監督作品を観て感じた直感は間違ってなかった!絶対好きな監督だと思ったんだよなー。
この作品はたしかgenarowlandsさん(…
コメディが得意なルビッチが手掛けたシリアスな作品。
第一次世界大戦で若いドイツ兵を殺してしまった男がその家族を訪ねる。フランス人と見破られ険悪な雰囲気になり耐えきれず彼の友人と名乗ってしまい歓待を受…
やさしくてかなしい嘘、自分がその嘘を墓場まで持っていくことで守られるかすかな幸せ 教会で罪を告白するシーンから始まるのもかなり皮肉で、77分のミニマルな語りの中に戦争批判のみならず宗教の欺瞞も描き出…
>>続きを読む西部戦線異状なし(1930年)と続けて見たい。
中盤にはルビッチらしい笑いもところどころに散りばめつつも、相当に強い反戦映画となっている。当時のドイツでは放映禁止だったようで…
1935年にルビッチ…
2人の間には数万の死体がある。
戦争における加害と被害や、責任と赦しといった大きなテーマをあくまで残された人の私的な感性から描いている。セリフも真に迫ったものが多く、社会と個人を捉えるカメラのバラン…