梶芽衣子がむちゃくちゃカッコイイ。
1973年と言えば、やはり上村一夫原作の幻のドラマ『同棲時代』でジュリーの恋人役を演じたのと同じ年だ。
『同棲時代』の梶芽衣子は、美しいジュリーの相手役でも引けを取らない美しさ可憐さだった。
同時期に、こんな強くてカッコいい仇討ちの鬼のような娘も演じたなんて、演技力の幅広さに感服する。
劇画タッチが残るストーリー運びや台詞廻し、やり過ぎの出血シーン…など気になる点はあるが、梶芽衣子がカッコいいから許せる。
上村一夫原作、藤田敏八監督の世界観だからしかたないのだ(笑)。